皆様こんにちは。
文京根津クリニックの後藤です。
今回は、生理前の不快な症状である、PMSについてお話しますね。
PMSとは、月経の1~2週間前に起こる心身の変調の総称で、日本女性の9割に経験があるとされています。
症状は、むくみ・頭痛・腰痛・肩こり・乳房の張り・便秘・下痢・イライラ・憂うつ・集中力の低下・眠気・不眠・ものもらい・ヘルペス・慢性疾患、またはアレルギーの悪化などなど、本当に様々なものが挙げられます。
皆様は何か思い当たる項目はありましたでしょうか?
因みに私は、乳房の張りや腰痛の症状が出るタイプですが、フィトテラピーを実践しているので、症状が出ない月もあります😊
PMSは、女性ホルモンのアンバランスやストレスが原因とされるため、普段の食事や生活習慣、セルフケアでバランスとリズムを整え、ストレスケアをすることで症状の軽減が可能なので、悩んでいる方は是非お読みください!
まず大事なのは、いつものお決まりですが、食事と睡眠と運動です。
オメガ3を意識してバランスの良い食事をとり、寝る前にはブルーライトを浴びず22時にはベッドに入りしっかりと眠る。そして、適度な運動をして骨盤内のうっ滞を防ぐことも大事です。また、ストレスを溜めないよう、積極的にリラクセーションをとりましょう。
その上で、私が選ぶフィトテラピーは、
①チェストべリーとメリッサのハーブを飲む。
フィトプロゲステロン様作用を持つ2つの植物は、PMSに効果があります。
チェストベリーは、脳下垂体に直接働きかけ、黄体形成ホルモンの分泌を増加、卵胞刺激ホルモンの分泌抑制といったホルモンバランスの調整をして正常なレベルに回復させるため、プロゲステロン不足による諸症状の軽減に役立ちます。
また、メリッサは「緩和な植物性トランキライザー」と呼ばれ、痛みやイライラの緩和に有効です。
②ゼラニウムの精油を塗る。
ゼラニウムの精油には内分泌系の働きを正常にする作用により、PMSの症状の緩和に有効です。キャリアオイルで希釈し、香りを吸入しながら塗布するといいですよ!
女性にとっては辛いPMSですが、根気よく生活習慣を変えて、軽くしていきたいですね。
また、生理前に悩んだり、イライラしたりしてしまうのは、ホルモンの影響なので、あまり深く考え込まず、『ケセラセラ』の気持ちで乗り切りましょうね✨🌿
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