十薬って何?

皆様こんにちは。

文京根津クリニックのスタッフ後藤です。


『十薬』という植物をご存じですか?

江戸時代の本草学者、貝原益軒が十種の薬効があると言ったことから、そう呼ばれたその植物とは、『どくだみ』のことです!

その効能は、便秘・むくみ・高血圧・冷え性・湿疹・吹き出物・膀胱炎…と幅広く、昔からゲンノショウコ・センブリと共に、日本の三大民間薬と呼ばれてきました。

春になると、白い可愛いお花を咲かせて、あちらこちらに顔を見せるあの植物が、こんなにもすばらしい作用があるとは驚きですよね。


私がいつも愛飲している、『オーサワの有機どくだみ茶』は、甘い香りで、お味もくせがななく美味しいので、マイボトルの中には、大体この『どくだみ茶』が入っています。


どくだみに含まれるデカノイルアセトアルデヒドやクエルシトリンという特殊な毒素排出成分が、血流をよくして不要なものを流してくれるので、毎日すっきり、巡りが良くなりますので、本当にお勧めです!


余談ですが、さくらももこさんのエッセイに、どくだみの葉を揉んで汁を出し、それを患部に塗ったら、痔に効いたというお話が載っていました。(笑)

どくだみには、抗菌・消炎作用があるので、それにも納得です。


その名前や雑草というイメージで、あまり好かれることのないどくだみですが、とても優秀なフィトの主役です!

皆様も、お庭や公園の端っこにどくだみを見つけたら、お手に取ってみてくださいね。

葉っぱの形も可愛いですよ。

れなてのフィト日記

自然に寄り添う暮らしのアイデア満載 フィトテラピーの知恵、健康レシピ、根津情報などをお届けします。

0コメント

  • 1000 / 1000