皆様こんにちは。
文京根津クリニックのスタッフ後藤です。
今回は、触れことの大切さについてお話してみようと思います。
「皮脳同根」
という言葉を知っていますか?
皮膚と脳は同じ根ということですが、
これは、まだ私たち人間が受精卵としてお母さんのお腹の中にいるときに、
皮膚と脳は、同じ外胚葉という細胞から分裂して成長しているので、
☆皮膚で受けた刺激は脳でも受け、
☆脳で受けた刺激は、皮膚にも表れる ということです。
肌に心地良い刺激を与えると、その刺激が脳に伝わって、ドーパミンやセロトニンが出て、幸せな気分になります。つまり、皮膚にマッサージをすると、リンパの流れを良くするだけではなく、脳にも効いているということなんですね!
逆に、脳がストレスを受けたりすると、それが肌荒れとなって表れてしまうのです。
私も、緊張して顔が赤くなったり、感動して鳥肌がたったりすると、
「あー、皮脳同根、皮脳同根。(笑)」
と、あらゆる場面で、脳と皮膚の繋がりを実感しています。
ということを勉強してみると、子供がけがをしたときに、
「痛いの痛いの飛んでいけ~!!」
っていうおまじないのようなアレは、ケガをして痛くて動転している子供に、お母さんの手が皮膚に触れることで、脳が落ち着き、心も落ち着くという、精神的なケアなのでしょう。
また、お腹がいたいとき、なぜか自然にお腹をなでなでしていませんか?
そして、不思議と少し良くなります。子供にしてあげると、そのままスース―寝てしまうことも。
皮膚に触れてあげる「手当て」の力は偉大です。
よく、院長先生が看護師さんに仰ることの一つに、
「タクティールケアをお願いします。」というのがあります。
これは、病気で不安を感じている患者様に触れることで、身体的・精神的な痛みを和らげる効果をねらってのことだと思います。
特別に、マッサージの勉強をしなくても、自分や大切な家族に、日頃の感謝を込めてマッサージをしたら、きっと自分も家族もハッピーになること間違いなしです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
好きな精油とマッサージオイルを使ってのマッサージは、習慣にしたいですね!
また、マッサージについては今度、詳しくお話しできたらと思います。
今日も、最後までお読みいただき、ありがとございました。
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