マインドフルネス皆さんこんにちは。文京根津クリニックの後藤です。前回まで、ストレスのメカニズムと対処法について3回にわたってお伝えしてきました。ストレスに対処するには「食事・睡眠・休息・運動」を中心として、ストレスに強い心と体作りをすることが大切ですが、次に行う対策としてマインドフルネスがあります。近年、脳のパフォーマンスを上げ、幸福間の感度を高める効果が明らかになり、世界的に注目されていますね。マインドフルネスは、「心を込める」を意味する英語に由来し、瞑想の機能面を抽出して科学的にし構築した脳のリフレッシュ法です。現代人は、PCやスマートフォン、テレビや電飾などの刺激に常にさらされ、注意力散漫の「マインドレス」の状態になっています。呼吸など、体の...13Oct2021マインドフルネスストレスケア健康
ストレスマネジメントpart3皆様こんにちは。文京根津クリニックの後藤です。これまで、2回にわたってストレスについてお話してきました。最後に、ストレスと上手に付き合っていくためのお話です。ストレスに対して、どの程度まで心身に障害なく耐えられるかを「ストレス耐性」といいますが、この「ストレス耐性」は、意識すれば高めていくことが可能です。土台となるのは、「睡眠・食事・運動」。毎日の生活習慣を整え、ホメオスタシスの働きを安定させることで、外部からの刺激を受け流すことが出来るようになります。また、自然が欠乏するとストレスに敏感になるため、日常に意識的に自然を取り込み、扁桃体を刺激するスマートフォンやテレビ・PCとの付き合い方も見直したほうが賢明です。こういった日々の土台...05Oct2021ストレスケア健康
ストレスマネジメントpart2皆様、こんにちは。今回はストレスとはそもそも何か?というお話をします。「ストレス」とは、もともと物理学の用語で、外部から力が加えられた時に生じる歪みのことをいいます。これを、カナダの生理学者ハンス・セリエが、生物や医学の領域に導入し、「外部からの刺激によって引き起こされる、生体側の仕組み」という意味で一般化されました。ストレスを引き起こす外部からの刺激を、「ストレッサー」といい、大きく分けると以下の3つになります。①物理化学的ストレッサー(環境的要因) 気圧・気温・紫外線・騒音・振動・人込み等②生物学的ストレッサー(身体的要因) ケガ・病気・疲労・睡眠不足・栄/養不足・空腹等③心理社会的ストレッサー(心理社会的要因) 人間関係・不安...29Sep2021ストレスケア健康
ストレスマネジメントpart1皆さんこんにちは。文京根津クリニックのスタッフ後藤です。今日は、ストレスについてです。植物療法を学んでから、健康で生き生きと毎日を生きるために一番大切なのは、食事・睡眠・運動、そして何よりも、「ストレス」を溜めないことだと感じています。生徒さんの悩みをみんなで聞いていくと、その背景には必ずと言っていいほど、大きなストレスが潜んでいるのです。病気の原因にストレスあり。です。もちろん、先天的な病気もありますし、ストレスが原因でないものもあるとは思いますが、現代における病気の大半はストレスをケアせずに放っておいたことによるものではないかなぁ?と感じています。私の経験で考えても思い当たります。私も、20代から30代半ばまでは、結構ストレスが...22Sep2021ストレスケア健康