皆様こんにちは。
文京根津クリニックの後藤です。
先日、試験勉強に勤しんでおられる上司より、
『記憶力定着のためのフィトテラピーは?』
との質問があったので、受験や試験勉強など、日々頑張っていらっしゃる方々のお役に立てたらと思ったので、皆様にも共有しますね🌟
精油の芳香成分が直接脳に働きかけることをご存じでしょうか?
香りをかぐことによって、感情や情動、記憶などの認知機能にも影響を及ぼす反応が、近年科学によって証明されています。
私は、お線香の香りを嗅ぐと、祖母の家を思い出して懐かしくなったりします🥰 香りと記憶の関係ですね✨
その中でも海馬を刺激する『ローズマリーとレモン』の組み合わせは、認知機能向上に一番おすすめの組み合わせです。レモンは、グレープフルーツなどの柑橘系に置き換えはOK!
レモンの精油には「モノテルペン炭化水素」のリモネンという成分が多く含まれており、ローズマリーの精油には、「モノテルペンアルコール」のテルピネン‐4‐オールという成分が含まれています。この似ている成分を足して使うことが相乗効果となり、より脳の活性に効果的になるのです。
因みに、ここにペパーミントやユーカリを足すのもおすすめです。
また、先程紹介したのは香るハーブでしたが、今度は飲むハーブです。
飲むのにお勧めなのは、断然『ギンコ(いちょう)』です🔥
ギンコの葉には、「ポリフェノール類」のフラボングリコシドやギンコライドの働きで、脳神経系の伝達を活発にすることで知られており、ドイツのコミッションEでは、1994年に認知症の治療薬として承認しているのです!!
ギンコの成分は、脳の血流だけでなく、全身の血行促進にも作用があるため、手足などの冷えにも効果ありです✨
以上、受験生のママや、現在進行で勉強を頑張っている方々‼️フィトテラピーの力を借りて、この時期を乗り切りましょう💓
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