皆様こんにちは。
文京根津クリニックのスタッフ後藤です。
今回は、私が現在在籍している、「ルボアフィトテラピースクール」という学校の代表、
森田敦子先生に最初に教わった、自分ファーストについてお話したいと思います。
皆様は、自分を大切にしていますか?
ちょっとした心や身体の違和感を無視していませんか?
我慢、しすぎていませんか?
この考えは、フィトテラピーを学ぶ上で、とても大切な事なんです。
小さい頃から、「努力と根性」「我慢が大切」「協調性を大切に」といった教育を受けて育っている人は、日本人には多いのではないかと思います。(昭和生まれの私は、まさしくこのように言われて育ってきました。今は少し違うと思いますが。。)
こういった教育だからこそ、日本はいい国だし、文化も発展し、空気を読める人が多いから秩序も保たれ、サービス精神にあふれ、便利で、清潔で、平和な現在の日本という国があるとは思います。しかし、その一方で、世界の幸福度ランキングを見てみると、日本は56位と、主要先進国の中では最下位という現実もあります。また、医療費は年々増加傾向で、ストレスからくる病気に悩まされる方も後を絶ちません。
何故なんでしょう。
性格だから?忙しすぎるから?環境のせい?
それもあるとは思いますが、まず、自分を大切にしていない人が多いからではないでしょうか。
森田先生は、こう仰いました。
「自分のコーヒーカップをまずは、たくさんにしてあげてね。そしたら、そのこぼれたものが、他の人へいくんだから。まずは、自分だよ。」
と。
それを聞いて、
自分を大切にするって、どうすればいいんだろう?と自分なりに考えました。
そして出た私の答えは、「自分を知ること。」
自分は、何が好きか。何が嫌いか。
ストレスがかかった時に、何をすれば立ち直れるか。
どんな時が幸せか。どんな環境が好きか。誰を好きか。
出来るだけ多くの自分の資料を集めて、ストックしておく。
自分をいつも上機嫌にする術を何個も書き出して、わかっておく。
そうすると、自分にストレスがかかった時にこれは、嫌だな。と、「気付く」ことができます。「意識」することもできます。そうしたら、それに「対処」することも出来ます。
まだ、「気付き」「意識」「思い」の段階で、そのストレスをやっつけてしまえば、「身体に出る不調」まで行きつかなくて済むのではないのではないかな?と思います。
もちろん、日々の生活習慣や食事は大切。でも、その前に、出来るだけ自分を毎日ご機嫌にしてあげることは、病気の予防にとって、とても大切なことだと思います。
自分のことは、自分が一番わかってあげられますから。
想像してください、この世界中に、ご機嫌な人がたくさんいて、優しさが循環していくところを。まずは、その一人に自分がなりたいと思います。
#わがままと自己愛の違い#自分を知る
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